歯並びが悪い?チェックすべき4つの兆候と早期発見のメリットを歯科医師が解説!

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「乳歯の段階で歯並びがきつそう…いつから矯正治療を始めたらいい?」

「大人の歯が変な場所から生えてきた!でも生えてきたばっかりだし、まだ様子を見た方がいいのかな?」

このような悩みは多くの保護者の方が抱えています。

「きれいな歯並びにしてあげたい」という思いはあっても、矯正が本当に必要なのか、治療の始めどきはいつなのか、不安になりますよね。

実際に歯科医師として働いていると「矯正は何歳から始められますか?」と相談を受けることは珍しくありません。

子供にはきれいな歯並びにしてあげたいから、矯正をしてあげたいけど、矯正が必要なのか、またいつから治療を始めるものなのか悩んでしまいますよね。

ただし、子どもの歯並びはすべて矯正が必要なわけではなく、自然に治るケースも多いのが実情です。
逆に、早期に気づいて対応することで将来の大がかりな矯正を避けられるケースもあります。

この記事では、
・子どもの歯並びの乱れに気づくサイン
・自然に治ることが多い現象
・矯正を始める適切な時期
・早期治療のメリット

について、専門家の視点から詳しく解説します。

子供の歯並びの乱れに気づく「4つのサイン」

サイン1:口をぽかん・口呼吸が多い

子どもが無意識に口を開けている状態は、単なる癖に見えて実は大きなサインです。

口を開けている癖、口呼吸は前歯が外に傾きやすく、いわゆる「出っ歯」につながります。

なぜ口呼吸が歯並びに影響するの?
歯並びは外側から押す唇の力と、内側から押す舌の力が、お互い同じくらいの強さで綱引きをしているようなバランスで決まります。

口を常に開けていると、この力のバランスが崩れ、出っ歯になる可能性があります。
最近は、子供の約30%程度が口呼吸をしているという報告もあります。

子供の時は無意識で口呼吸をしていることが多いため、日ごろから注意深く見てあげましょう。

また、鼻づまりで口呼吸になってしまう子もいます。

鼻炎などが原因で鼻づまりで鼻呼吸ができない場合は、耳鼻科などへ受診も検討してください。

口を開けていることの弊害として、歯並びのほかに唇の筋力低下もあります。

唇は筋肉で形成されており、口輪筋と言います。

唇を閉じる習慣がないと口輪筋が鍛えられず筋力が発達せずに弱いままになってしまいます。

小児口腔機能発達不全という病名が付く状態でもあるため、早期の対応が必要です。

口を開けていることはによる悪影響は以下のとおりです。

  • 口の中が乾燥して、むし歯・歯肉炎になりやすい
  • 歯並びが乱れやすくなる
  • 唇の筋力低下(小児航空機能発達不全症のリスク)

子供のうちに改善しておくことが大切!

チェックポイント

  • 常に口が半開きになっていないか?
  • いびきや口臭が気になるか?
  • 鼻づまりが続いていないか?

サイン2:前歯が咬み合わない(開咬)

前歯が噛み合わず、奥歯だけで噛んでいる状態を「開咬(かいこう)」と言います。

この状態を放置すると、奥歯に過度な負担がかかります。

将来的に、歯にひびが入りむし歯になりやすかったり、歯周病になりやすくなり歯を失うリスクが高くなります。

開咬になる原因は大きく3つです。

1.舌で前歯を押している(舌癖)
2.舌自体が大きい
3.顎の成長方向に問題がある

子供のころに改善できるのは「1.舌で前歯を押している」場合です。

このときは「乳児型嚥下から成人嚥下に移行していないパターン」と単に「舌で前歯を押す癖」があるパターンに分けられます。

どちらも子供時代の訓練で改善が可能です。

乳児型嚥下は前歯の隙間に舌を入れた状態で飲み込みを行う型で、歯が生える前は乳児型嚥下をしていますが、成長するにつれて自然と成人型嚥下に移行していきます。

移行が自然と起こらない場合に、乳児型嚥下を続けてしまいます。

しかし早期に気づけば、補助装置を付けて成人型嚥下に移行する手助けをすることができます。

「2.舌が大きい」「3.あごの成長方向に問題がある」この場合は治療が困難になってきます。

舌が大きい場合は、もともと舌が大きいだけであったり、ダウン症などの疾患で見られる傾向があります。明らかな問題でなければそのまま様子を見ていくことが多いです。

あごの成長方向に問題がある場合は小児期で行えることは少なく、基本的にはあごの成長が終わってから成人期の治療が必要になってきます。

サイン3:永久歯の生えるスペースが足りない

乳歯の段階では、歯と歯の間に少し隙間がある「すきっ歯」の状態が理想です。

実は、この隙間が永久歯がきれいに生えるための大切なスペースだからです。

理想的な状態

歯並びが乱れる可能性大

しかし現代の子供は顎が小さく、乳歯の段階から窮屈に並んでいるケースが多く見られます。

もし乳歯の段階で前歯がガタついている場合は、将来的に歯並びが乱れる可能性が高いかもしれません。

乳臼歯は、その後に生えてくる永久歯(小臼歯)より大きいため、交換時に余白が生まれます。

  • 上顎:約1mm
  • 下顎:約3mm

この余白を「リーウェイスペース」と呼び、軽度のガタつきは自然に整うことがあります。

ですが、特に乳歯列の段階から前歯がガタついている場合は、永久歯列になったときに歯の並ぶスペースがなく歯並びが乱れる可能性が高いでしょう。

将来的なスペース不足が予想される場合は、必要に応じて、成長期に「拡大装置」で顎の幅を広げて対応します。

サイン4:指しゃぶり・爪咬みなどの習癖

指しゃぶりや爪を噛む癖は、歯に常に力を加え続けるため歯並びを乱す原因になります。

これにより、

上の前歯は外側へ倒れる→下の前歯は内側に傾く→結果、前歯が咬み合わなくなる。

このようにして歯並びが変わってしまいます。

指しゃぶり、爪咬み癖は3歳ころまでは自然な行動ですが、それ以降び4歳過ぎても続く場合は注意が必要です。

特に6歳以降の永久歯への交換期でも癖が残っている場合は永久歯列が乱れてしまいます。

癖が無くなれば、歯に力が加わることがなくなるため、歯並びは自然と治ってくることが多いです。

逆に矯正治療を行って、歯並びのみを直しても、癖が改善されなければ歯並びは再び乱れてくるでしょう。

そのため、癖をなくすことが第一優先です。

交換に伴って自然と治ることが多い歯並び

全ての歯並びの乱れが矯正を必要とするわけではありません。以下のような場合は、成長とともに自然と改善される可能性があります。

軽度の叢生

6歳から10歳ごろに見られる、前歯のみの軽度な歯並びの乱れは、奥歯が永久歯に交換する過程で改善してくる可能性があります。

乳歯から永久歯に生え変わる際、奥歯のサイズの差で生まれる「リーウェイスペース」によって、軽度のガタつきは自然に治ることがあります。

乳歯の奥歯はその下から交換してくる永久歯よりも2㎜程度大きいサイズです。

そのため、乳歯から永久歯へ交換すると、2㎜のスペースができます。

そのスペースを利用して、前歯の軽度ながガタつきは治ってくることがあります。

しかし、あくまでも軽度の場合であって、前歯のガタつきが重度の場合はリーウェイスペースで補填できないこともあるため、最終的な判断は、歯医者で相談をしてみて下さいね。

ㇵの字の前歯

お子さんの前歯が「ハの字」に開いて生えてくることがあります。

実は、この状態は「醜いアヒルの子の時代」と呼ばれ、子供の歯並びの成長過程でごく自然に起こる現象です。

決して異常なことではないので安心してください。

この「ハの字」になるのは、次のような理由があります。

  • 1番目の前歯がまだ傾いているから: 最初に出てくる上の前歯2本は、まだ歯の根が未発達なため、少し外側を向いて生えてくることが多いです。
  • 2番目の前歯がまだ生えていないから: この時期、隣の2番目の前歯はまだあごの骨の中で成長中です。この側切歯が将来生えてくるためのスペースを確保しようとするため、1番目の前歯は一時的に外側に向かって開いています。

「ハの字」に開いている状態は一時的なものです。

いつまっすぐになるの?

数年後に、隣の2番目の前歯や、さらにその外側に生えてくる犬歯が、横から1番目の前歯を押すように生えてきます。

この「押す力」によって、自然と「ハの字」に開いていた前歯は、徐々に真ん中に寄っていき、まっすぐに変化し整っていくのです。

この時期は、見た目が少し気になりますが、永久歯の成長にとっては非常に大切な期間です。歯科医師としても、この時期は慌てずに様子を見ていただくことをおすすめしています。

永久歯が後ろから生えた、二重歯列

下の前歯では乳歯が抜ける前に後ろから永久歯が生えてしまう、「二重歯列」という現象があります。

この現象も「ハの字の前歯」と同様に子供の成長過程で比較的よく見られます。

なぜ二重歯列が起こるの?

通常、永久歯が生えてくる頃には、その下の乳歯の根は自然と溶けて短くなり、グラグラして抜け落ちます。

しかし、永久歯が少しずれた位置から生え始めると、乳歯の根がうまく溶けず、乳歯が抜けずに残ってしまうことがあります。

特に下顎の前歯は、永久歯が乳歯の内側(舌側)から生えてくることが多く、二重歯列になりやすい傾向があります。

どうしたらいい?

二重歯列を見つけた場合、慌てる必要はありませんが、そのまま放置するのは良くありません。

そのままにしておくと乳歯が抜けなかったり、永久歯は内側に傾いたまま定着してしまう可能性があります。

この場合は、歯科医院で残った乳歯を抜歯する必要もでてきます。

乳歯を抜くと、永久歯は舌の力に押されて、自然と正しい位置に移動していくことが多いです。

保護者の方ができることとしては、お子さんの口の中を日頃からチェックしてあげることが大切です。

乳歯あまり揺れていないのに、内側から永久歯が見えてきたら、一度かかりつけの歯科医院に相談してください。

子供の矯正を始めるタイミング

一般的な開始時期は6歳以降の永久歯に交換するまでの期間です。

矯正治療は小児期に行う「1期治療」と永久歯へ交換してから行う「2期治療」に分かれます。

矯正治療の理想としては、1期治療から始めて顎の成長を利用しながら永久歯の萌出を誘導していきます。その過程で永久歯がすべてきれいに並べば矯正は終了です。

すべての歯が永久歯に交換した後、必要があれば2期治療へ移行していきます。

1期治療をすれば2期治療が必要ないとは言えませんが、状態によっては1期治療で矯正が終了したり、終了まで行かなくても2期治療で行うことが楽になることが期待できます

小児矯正(1期治療)本格矯正(2期治療)
時期乳歯と永久歯が混在する時期
6歳から12歳
永久歯がすべて生えそろった時期
12歳以降
目的顎の成長をコントロール
永久が正しく生えるスペースを作る
歯並びやかみ合わせを整える
内容顎の成長誘導、拡大装置
習癖改善、MFTなど
ブラケット矯正
マウスピース矯正など
費用相場30万~60万円程度60万~100万円以上

Ⅰ期治療は「家づくりの基礎工事」

Ⅰ期治療は、家を建てる前の「基礎工事」のようなものです。

顎の骨がまだ成長している時期に、顎を広げたり、成長のバランスを整えたりすることで、将来永久歯が並ぶための広い土地(スペース)を作ります

この時期に行う治療は、主に「拡大装置」や「取り外し可能なマウスピース」といった、お子さん自身の成長を利用するものです。

これらの装置を装着することで、顎の成長を促し、将来の歯並びを良い方向へ導きます。

この時期にしっかり基礎を固めておけば、その後に続く本格矯正の治療期間が短くなったり、場合によっては抜歯をせずに済んだりと、多くのメリットが生まれます。

Ⅱ期治療は「内装と仕上げ」

一方で、Ⅱ期治療は「家の内装や仕上げ」にあたります。顎の成長がほぼ完了した段階で、歯一本一本を精密に動かし、理想的な歯並びと噛み合わせに整えていきます。

ここでは、歯に小さな装置(ブラケット)をつけてワイヤーを通す「ワイヤー矯正」や、透明なマウスピースを定期的に交換していく「マウスピース矯正(インビザラインなど)」が主な治療法になります。

なぜ、Ⅰ期治療が重要なのか?

必ずしもⅠ期治療だけで全ての歯並びが完全に整うわけではありませんが、行うことには大きな価値があります。

それは顎の成長途中というメリットを最大限に引き出せるためです。

成長期を逃してしまうと、抜歯や、場合によっては外科手術が必要になるケースもあります。

Ⅰ期治療を行ったことで、Ⅱ期治療での治療が大幅に楽になることは十分に期待できます。

お子さんの成長段階に合わせた最適な治療法を見つけるためにも、一度歯科医師に相談することが大切です。

早期発見・早期治療のメリット

メリット1:治療期間の短縮、費用の軽減

小児期から矯正治療を始めると、歯列の乱れが軽度なうちに対応できます

早期に治療を始めれば、将来的に行う本格矯正の期間を短縮でき、費用を抑えられる可能性があります。

歯列の乱れは、一部の歯だけにとどまらず、放置すると次第に他の歯にも影響し、全体の乱れにつながります。

永久歯が生え始めた初期の段階で治療を始めておけば、その時点で治療を終えられるケースもあります。

よって、初期に治療を行っておくことで、短期間での治療で済む場合もあるのです。

費用面でも大きな違いがあります。

小児期に行う「1期治療」は成人期に行う「2期治療」よりも費用は少なく済みます。

歯科医院によって差はありますが、1期治療は平均30円~50万円、2期治療は平均60万~100万円以上かかるのが一般的です。

基本的には矯正治療は1期、2期と両方を行って完了するものですが、症例によっては1期治療だけで終了することもあるため、その場合は1期治療の費用だけで済みます。

また、2期治療まで必要になったとしても、1期治療で早期から歯並びを改善しておけば、2期治療の治療期間を短くできます。

治療期間が短ければ、その分支払う調整料などの総額も抑えられるでしょう。

このように、1期治療から始めることは、治療期間と費用の両面で大きなメリットがあるのです

・軽度のうちに治せる
・治療期間を短縮できる
・費用を抑えられる

メリット2:顎の成長が正常になる。コンプレックスの軽減

歯並びの乱れで怖いところは歯並びの乱れで最も怖いのは、見た目だけの問題ではありません。

そのままにしておくと、顎の骨の成長をゆがませ、将来的に「顎変形症」という大きなリスクにつながることがあります。

特に顎の変形を引き起こす危険なかみ合わせは以下の2つのかみ合わせです。

反対咬合:下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせ。

鋏状咬合(はさみ状咬合):上と下の奥歯が外側でかみ合っている状態。

これらのかみ合わせを放置しておくと、顎が正常に成長できなくなり、ゆがんだ状態で骨が固まってしまうことがあります。

そうなると、歯を動かすだけの矯正では治せなくなり、顎の骨を切り離して再形成する外科手術が必要になることもあります。

この外科手術は、大学病院などの限られた施設で行われる大がかりなもので、入院や高額な費用がかかるなど、お子さんやご家族に大きな負担がかかります。

将来のコンプレックスを予防する。

また、顎のゆがみは顔の見た目に直結します。

「下あごがでているのがコンプレックスなんです…」

「子供のころは気にならなかったけど、最近顎のゆがみが気になり始めました。」

このように、大人になってから悩みを抱えて、来院する方は少なくありません。

このように将来的なコンプレックスになる前に予防できるのが1期治療の大きな利点です。

Ⅰ期治療(小児矯正)は、顎の成長が活発な時期に行うことで、顎がゆがむのを防ぎ、将来的なコンプレックスを予防する大きな手助けとなります。

早期に適切なアプローチを行うことで、顎の外科手術を回避できる可能性が高まります。

ただし、知っておいてほしいこと

顎の成長には、遺伝的な要素も強く関係します。特に「下顎前突」(受け口)は遺伝的な影響が強く出やすい傾向があります。

Ⅰ期治療は決して万能ではありませんが、お子さんの持つ可能性を最大限に引き出し、将来のリスクをできる限り減らすための、有効な手段の一つです。

メリット3:将来の抜歯の回避

歯並びが悪くなる一番の原因は、顎のスペース不足です。

歯が並ぶスペースが足りないと、まるで「10人掛けの椅子に12人が無理やり座っている」ように、歯がガタガタになってしまいます。

大人の矯正では、スペースを作るために健康な歯を抜くことも珍しくありません。しかし、小児矯正(Ⅰ期治療)なら、顎の成長を利用してスペースを確保するため、抜歯のリスクを大幅に減らすことができます。

顎の成長を利用する「スペース作り」

小児期は顎が活発に成長しているため、「拡大装置」という専用の装置を使って、顎を成長させ、歯の並ぶスペースを広げることができます。

結果、「10人掛けの椅子に12人が無理やり座っている」状態から「12人が12人掛けの椅子に座れる」ように改善します。

この装置は顎の成長期にある子供にしか使えません。この時期を逃さずスペースを確保しておくことで、以下のような大きなメリットが生まれます。

  • 歯を抜かずに済む可能性が高まる
  • 永久歯が自然と綺麗に並ぶ
  • たとえ本格矯正が必要になっても、治療がより簡単になる

早期に顎の成長を促すことで、お子さんの大切な歯を無駄に失うことなく、健康で美しい歯並びを手に入れることができるのです。

まとめ:不安な時は、まず歯科医院へ相談を

観点チェックポイント・内容補足 / ポイント
歯並びの乱れサイン・口呼吸 / 口がぽかん
・前歯が噛み合わない(開咬)
・乳歯から隙間がない / 窮屈
・指しゃぶり・爪噛みなどの習癖
ひとつでも当てはまれば歯科相談の目安
自然に治ることが多い現象・下の前歯が二重に生える(二重歯列)
・上の前歯がハの字に開く(アグリーダックリング)
成長に伴い自然に整うことが多い。
慌てず様子を見てもOK
矯正開始の目安1期治療(6〜12歳):顎の成長を利用してスペース確保・習癖改善

2期治療(12歳以降):永久歯が揃ってから精密に歯を動かす
1期から始めると2期が短縮・不要になる場合も
治療法の特徴1期:拡大装置、取り外し式マウスピース、MFTなど

2期:ブラケット矯正、マウスピース矯正(インビザラインなど)
1期=「基礎工事」
2期=「仕上げ」のイメージ
費用の目安(自由診療)1期:30〜50万円
2期:60〜100万円以上
医院によって差あり。
調整料の有無も確認を!
早期治療のメリット・軽度のうちに治せる
・治療期間を短縮できる
・費用を抑えられる
・顎のゆがみや外科手術のリスク軽減
・抜歯を避けられる可能性
小児期は顎の成長を利用できる
「ゴールデンタイム」

「このまま様子を見ていいのかな?」と悩む気持ちは自然なことです。

ただ、小児期は顎の成長を活かせる大切な時期

ほんの少しの工夫や早期の治療で、将来のお子さんの負担をぐっと減らせることがあります。

もし一つでも気になるサインがあれば、まずは気軽にかかりつけの歯科や矯正歯科に相談してみてください。


「今は様子見で大丈夫なのか」「早めに治療を始めた方がよいのか」

専門家の目で見てもらうことが、一番の安心につながります。

「お子さんの将来の笑顔のために、今できることから始めてみませんか?」

「お子さんの将来の笑顔のために、今できることから始めてみませんか?」

日本矯正歯科学会や日本小児歯科学会のホームページには、患者さんの疑問や歯並びについて分かりやすく説明が載っています。

学会の中でも大きくなメインの学会なのでぜひ参考にしてみて下さいね。

公益社団法人 日本矯正歯科学会
矯正歯科を通じて皆様生活を豊かにする。本会は歯科矯正学の進歩、発展をはかることを目的とし、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、等の事業をしています。また全国の矯正歯科専門医を検索、紹介することを目的としております。
日本小児歯科学会 | Q&A
日本小児歯科学会の「Q&A」ページです。未来の日本を担う子どもたちの健康を支えるために小児歯科医療の発展と向上、国民の福祉と医療の発展に寄与することを目的としています。

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